南無阿弥陀仏って?
 

南無阿弥陀仏

「ナンマイダ~ナンマイダ~」。
本堂にお参りすれば聞こえてくるこの言葉。正確には「南無阿弥陀仏」と称えています。
                         (ナムアミダブツ)

ナムアミダブツ

お寺やお内仏(仏壇)の前で口にすることはありませんか。そんな時あなたは何を心に思い浮かべているでしょうか。亡くなった両親に「ちゃんと成仏しますように」とか、最近悪いことが続くから「良いことがありますように」や「願いが叶いますように」、あるいは「お金持ちになりますように」なんて思いながら手を合わせていませんか。

もしそんなことが心をよぎっていればそれは「オマジナイ」でしかありません。「~でありますように」とはつまりは欲求の現れそのものです。その欲求を叶えて自分だけ満足すればいいという側面があります。

親鸞聖人がいただいたお念仏とはそれとは反対の、仏様からの呼びかけだと言われます。常に自分中心の考えしかできない私達に、仏様が「それでいいのか?」と呼びかけてくださっています。仏様が私達を念じてくださっていることに気づくことがお念仏だと言えるでしょう。

私たちが南無阿弥陀仏を称える時は、仏様の私たちを「必ず救う」という願いが届いた瞬間です。煩悩を生きる私達を 救うという仏様の願いが、「南無阿弥陀仏」という言葉になって私たちの口から発せられるのでしょう。決して私自身の 欲求を叶える「オマジナイ」ではありません。